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Rock Of Ages

今日東京から来た民泊のゲストさんは、友人が出展している神戸のイベントに参加するのが目的で、「ご興味ありましたら是非〜」ということだったのでチェックしてみた。

https://078kobe.jp/

もっのすごい多種多様なごった煮イベントで、本来ならこういうのはちょっと苦手なのだが、音楽ステージでなかなか魅力的な出演者が目に付いたので覗いてみることにした。無料だし。

ひとつはZIGGY

カラオケで俺が「喉が潰れるまで全開で行きたい気分」のときに、尾崎豊の『十七歳の地図』と並んでチョイスすることの多い『GLORIA』をヒットさせた日本のロックバンドである。1989年に『同・級・生』というドラマの主題歌に使われたらしいので、知ってる人もいるのではないかと思う。ちなみに俺は会社員時代に、そのおよそ会社員らしからぬ髪型と髪色のせいで、ほんの一時期、得意先から「ZIGGYさん」と呼ばれていたこともある(笑)。

「まだやってたんや!」という驚きが先行したが、唄も演奏も現役感バリバリ。とくにヴォーカルの森重さんは4つも歳上とは思えない「これぞロックンローラー」なスタイルとアティテュードをキープしておられた。

ステージが始まるなり露出や画角のチェックを兼ねて写真を撮ったが、すぐに「撮影禁止なんです」とスタッフに制止されて、結局撮れたのは間の抜けた構図のピントの甘い1枚だけになった。

「いまどきVAN HALENやMICHAEL SCHENKERでもライブの写真は撮り放題なのに、無料の野外フェスでケチくさいこといいやがるなぁ」と思ったが、撮れた写真をしげしげと眺めて考え直した。50歳を過ぎたミュージシャンが「現役感バリバリのカッコいいロッカー」で居続けるためには、今どきの高画素デジカメと望遠レンズでの撮影を許してはいけないのだ。昼間の自然光ならなおさらである。この写真には、俺が15mほど離れて見るステージにいた森重さんのカッコ良さの100分の1も写っていない。

ともあれ、件のヒット曲『GRLORIA』を含む7-8曲を演奏したZIGGYのステージは注釈無しで素晴らしかった。歳上ロッカーの勇姿はおっさんにとって嬉しいモノである。

もうひとつのお目当てはGlen Matlock。

名前に馴染みはないかも知れないが、あのSEX PISTOLSのオリジナル・メンバーにして、『Anarchy in the U.K.』『God Save The Queen』などの作詞・作曲者であらせられる、要はスゴい方なのである。

「マトモに演奏ができる」という(訳のわからない)理由で、後にSEX PISTOLSの顔となるSid Viciousにすげ替えられるように脱退してしまうのであるが、俺にとってはむしろ、そのあたりの経緯を著した一種の暴露本である自叙伝『オレはセックス・ピストルズだった』の作者として馴染みのある人物である。

残念ながら出番がZIGGYの前だったので演奏は終わっていたのだが、会場をウロウロしてたらフツーに歩いていたので声を掛けて握手してもらった。「あなたの曲を演奏したことありますよ」と言って『Anarchy in the U.K.』のイントロを「デ・デ・デ・デ、デ・デ・デ・デ、デーン」と口ずさんだら、正しいタイミングでサムアップと共に「Right!」という合いの手を入れてくれた。さすが!不良オヤジはイカシてるぜ。

「一緒に写真撮って」というリクエストにも気軽に応えてくれて、奥さん(?)と思しき人にシャッターを押してもらったのだが、3枚撮ったにも関わらず、ピントが全部後ろにいる女性に合ってしまっていたのはご愛嬌だ。

というわけで、中途半端な地方都市で開催されたごった煮イベントの無料ステージのゲストとしては、あり得ないほどの豪華なアーティストに接することができて、俺としては大満足。まさしく「犬も歩けば棒に当たる」である。

実は間もなく、19時からこれまた豪華すぎる石野卓球のステージもあるので、誰か知らずにジャケ買いして以来そこそこ愛聴盤になっている『InK.』の『C-46』というCD持って(今日は運が良さそうなのでサインしてもらえるかもしれない)突撃しようかと考えていたのだが、雨がちらついてきたのでやめた。

夜には隣接する特設会場で野外(?)映画上映をやるそうなので、雨が上がったら夜10時過ぎから行ってみようかと思ってる。

22:05〜『モーターズ』

https://www.youtube.com/watch?v=WNblOnA3ZU4

23:30〜『攻殻機動隊ARISE BORDER:LESS PROJECT』

http://kokaku-a.jp/arise/news/entries/1559/